【Unity開発】uGUIのTextの使い方【ひよこエッセンス】
Unity 2021.1.0f1 Personal(2021年4月【更新】)
Unity5.0.0f4 Personal(2015年5月)
今回はuGUIのTextについて解説します!
ゲーム画面上にテキストを表示させる頻出のUIパーツです。
Textを作成してみる
まずはTextを作成してみましょう。
HierarchyからCreate>UI>Textを選択します。
Create>UI>Text
すると、Canvas、Text、Event Systemというオブジェクトが作られます〜今回説明するTextのInspectorビューを御覧ください〜
TextのInspectorビュー
uGUIの位置や大きさ等を調整するRectTransformについては、以下のエッセンスをご参照下さい〜
①Text
それではText(Script)欄についてひとつずつ説明していきます〜まずはTextですが、文字通り表示するテキストを編集できます〜
改行もできます〜
改行も可
②Font
フォントの設定ができます〜
使える拡張子は「ttf(True Type Font)」「otf(Open Type Font)」「dfont(Mac OS X datafork font)」とあります〜
フォントはAsset Storeにて「font」と検索するとたくさん出てきます〜無料のフォントもたくさんありますので、ぜひご活用下さい〜
③Font Style
Normalが普通、Boldが太字、Italicが斜体、Bold and Italicがその組み合わせです〜
④Font Size
文字の大きさです〜1~300までは大きくできることを確認しました〜
Font SizeがRect TransformのWidthとHeightを超えると文字が表示されないので注意が必要です〜(後述のHorizontal Overflow、Vertical Overflowで対応できます〜)
⑤Line Spacing
行間のサイズです〜2にすると1行空けで、また、少数点もいけます〜
Line Spacing:2
Line Spacing:0.5
⑥Rich Text
Rich Textを有効にすると、htmlタグを使うことができます〜
途中まで青色、文字サイズ20pxのhtmlタグ
タグ通りに表示
⑦Alignment
枠内での文字の位置を設定できます〜左寄せ・真ん中・右寄せと、上寄せ・真ん中・下寄せが選べます〜
右下寄せにしてみた
⑧Horizontal Overflow
Rect TransformのWidth(横幅)をテキストが超えた時の対応方法を設定します〜Wrapだとテキストは表示されず、OverflowだとWidthを超えて表示します〜
Horizontal Overflow:Overflow
⑨Vertical Overflow
Rect TransformのHeight(高さ)をテキストが超えた時の対応方法を設定します〜Truncateだとテキストは表示されず、OverflowだとHeightを超えて表示します〜
Vertical Overflow:Overflow
⑩Best Fit
テキストボックスの大きさ(WidthとHeight)に合わせて、文字サイズを変更してくれます〜Best Fitにチェックを入れるとMin SizeとMax Sizeが表れますので、例えばMin Sizeを5、Max Sizeを30にし、Widthを150、Heightを30にしますと、非常に小さな文字が表示されます〜
枠に合わせて小さな文字を表示
次にWidthを150、Heightを150にしますと、非常に大きな文字が表示されます〜
枠に合わせて大きな文字を表示
⑪Color
文字色を設定します〜
⑫Material
Materialを設定します〜
以上、ひよこエッセンスでした〜
ありがとうございました〜