Unity(C#)初心者・入門者向けチュートリアル ひよこのたまご

AndroidやiOS向けアプリを簡単に作れるゲーム開発環境Unity(ユニティ)の使い方を、チュートリアル方式で一緒に学びましょう!

【Unity】2Dタイルマップ14 Animated Tileでタイルをアニメーションさせる

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Unity 2020.2.1f1 Personal(2021年3月)
前回の続きです!
今回は2DタイルマップのTileをアニメーションさせていきます。

Unity-Technologies / 2d-extrasパッケージの読み込み

TileのアニメーションはUnity公式パッケージの2d-extras内にあります。
github.com

2d-extrasパッケージの読み込み方法はPipeline Tileの時にもやりましたのでこちらの過去記事をご参照下さい。
hiyotama.hatenablog.com

Animated Tileを作成する

2d-extrasパッケージを読み込んだらAnimated Tileを作成します。
ProjectビューからCreate > 2D > Tiles > Animated Tileで作成できます。

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こちらが作成したAnimated Tileです。

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Number of Animated:
指定した数値分だけSpriteを登録できます。登録したSpriteのコマ送りアニメーションとなります。
Minimum Speed & Maximum Speed:
こちらでアニメーションのコマ送りスピードを設定します。(1秒間に何回コマを切り替えるか)
Minimum Speedで最低速度、Maximum Speedで最高速度を設定し、各Tileへ範囲内からランダムで速度が設定されます。
Tileを連結させてアニメーションさせる場合は、Minimum Speed とMaximumSpeedは合わせておけばアニメーションは綺麗に繋がります。

Start Time:
公式では特定の時間からアニメーションが開始されるとの説明でしたが変更してもアニメーションは即時スタートされるので要調査です。

Start Frame:
アニメーションを開始するコマを指定できます。
試してみたところ0もしくは1の時は2コマ目から、2だと3コマ目からスタートしている感じでした。

Collider Type:
通常のTileと同様、None/Sprite/GridからColliderのタイプを選択します。

それではアニメーションを設定してみます。
こちらのスプライトをUnityにアップします。

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river_anim.png

Spriteの設定はPixel per Unitを32, Filter ModeをPoint(no filter)にします。
またSprite ModeをMultipleに変更し、Sprite Editorからスプライトを3枚に分割します。

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Sliceを選びGrid by Cell Size、32 * 16で分割

スプライトの分割が完了したらAnimated Tileに設定します。
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ドラッグ&ドロップでスプライトを設定

Minimum SpeedとMaximum Speedは3に、Collider TypeはGridに設定します。

設定が完了したら作成したAnimated TileをTilePaletteに登録して
通常のTileと同じ要領で配置していきます。

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Animated Tileを配置

結果

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無事Tileをアニメーションさせることができました。

今回は以上となります。
ありがとうございました〜。