「Unityで神になる本。」が超絶神本だった!入門者はもちろん初級〜中級者にも抜群にオススメの理由!
2015/6/26に発売された「Unityで神になる本。」を読んだので、レビューしてみたいと思います〜
先に言ってしまうとこの本、大当たりです。正に神本でした。
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「Unityで神になる本。」レビュー
良い点
ド頭から神様気分を体験!
まず第1章では、大地を作り木を生やしフィールドを駆けまわる等といった作業を通し、Unityでゲームを作る快感や楽しさをいきなり感じることができます〜
やっぱり最初は自分の手を動かして楽しむのが一番なので、第1章にサクサク進められるチュートリアルを持ってきたのは素晴らしいと思います〜
Unityの使い方を漏れなく網羅!
2章以降ではUnityの操作方法を解説しているのですが、オブジェクトの基本からスクリプト・アニメーション・オーディオ・GUI・ビルドして実機で遊ぶところまで、かなりの部分が網羅されています〜
入門書としては漏れはないのではと思えるくらいのボリュームです〜
Unityの操作方法だけかと思いきや、外部ツールを使った3Dモデリングにガッツリページを割いていたのが他の書籍には見られない点で、参考になりました〜
Unityをやっていると3Dモデリングができたらな〜・・・と思う場面が本当に多いのですが、3Dモデリングはどこか遠くの世界の話と感じてしまうくらい敷居が高いので、そんなことないよとハードルを下げてくれるのは非常に心強いです〜
また、Blend TreeやAudio Mixer等ワンランク上の機能にもちょこっと言及しています〜
この本を読んだ後ゲームを作ろうとなった時、とにかくググってググってググりまくると思うのですが、そんな時に「前にその単語見たことがある!」と思えるだけでも精神的な負担が減り技術の習得スピードが格段に上がると思うので、ここでワンランク上の機能をちょこっとだけ学んでおくのはポイント高いです〜
漫画を読んでいるかのような読みやすさ!
Unityの技術書は何冊か読んできましたが、ほとんどの書籍が開発画面のキャプチャ中心で、この本のようにイラストが多用されているものは少ないです〜
イラスト自体もゆるゆるな癒しテイストで、良い感じです〜
また文章も、中学生くらいなら飽きずに最後まで一気に読み切れちゃう感じの読みやすさで、笑いもたくさんあり堅苦しくない雰囲気です〜
紙の手触りもなぜか他の本より良い触り心地です笑
惜しい点
JavaScriptを採用
本書では開発言語としてJavaScriptが採用されています〜
Unityの開発言語はC#が主流だと感じることが多いので、できればC#で解説してもらいたかったです〜
チュートリアル的な要素は少ない
ゲームを作るというよりは操作方法の解説が中心なので、実際に作るゲームの本数は少なめです〜
しかしUnityの操作方法に特化したからこそこれだけ濃密な内容になったと思うので、悪くない、むしろ英断だったのではないかと思います〜
なのでこの本とは別にチュートリアル中心の本を続編として出してもらえると、個人的にはとっても嬉しいです〜
当サイトのチュートリアルもよかったらご覧になって下さい〜